令和4年度 女性の活躍推進企業 認定・表彰式
開催日:令和5年1月27日(金曜日)
名古屋市では、女性がいきいきと活躍できるような取り組みをしている企業を認定し、その中で特に優れた取り組みをしている企業を表彰しています。また、活躍している女性従業員も表彰しています。
令和4年度は、認定企業28社(表彰企業7社を含む)、従業員部門表彰2名に決定し、令和5年1月27日にイーブルなごやで、「女性の活躍推進企業認定・表彰式」を開催しました。コロナ禍ではありますが、3年ぶりの開催となりました。
【プログラム】
■市長あいさつ(開会)
■第一部:女性の活躍推進企業認定・表彰式
市長・副市長から表彰企業への表彰状・表彰楯贈呈
認定企業紹介
集合写真
■第二部:女性の活躍推進企業表彰企業による事例発表
■副市長あいさつ(閉会)
【表彰企業】7社
■最優秀賞(1社)
株式会社ダイアナ
■優秀賞(6社)
株式会社アトリエはるか
SCSKサービスウェア株式会社
株式会社コラボスタイル
パシフィックコンサルタンツ株式会社
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社
美辺株式会社
【従業員表彰】2名
株式会社アトリエはるか 伊藤 彩さん
社会保険労務士法人北見事務所 湯浅 万友さん
【新規認定企業】28社
・株式会社アトリエはるか
・足立工業株式会社
・株式会社伊藤精密工具製作所
・SCSKサービスウェア株式会社
・NTPシステム株式会社
・NTP名古屋トヨペット株式会社
・株式会社コラボスタイル
・株式会社サクラダ
・佐藤工業株式会社
・社会福祉法人紫水会
・昭和土木株式会社
・有限会社スターネスジャパン
・株式会社ダイアナ
・第一環境株式会社
・株式会社ダイワ
・株式会社デザインボックス
・徳倉建設株式会社
・中井商工株式会社
・株式会社日総建
・日本ウェブサービス株式会社
・パシフィックコンサルタンツ株式会社
・株式会社博正塗装
・株式会社プライムソフトサービス
・ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社
・株式会社ホワイトハウス
・美辺株式会社
・名工建設株式会社
・株式会社ユーエス計画研究所
【表彰企業による事例発表】
■発表者
最優秀賞の株式会社ダイアナ 担当者さん
■発表内容
・女性活躍に取り組んだきっかけ
・女性活躍の取り組み内容と結果について
・取り組みで苦労した点
・今後の取り組みについて
■女性活躍の取り組みを何からスタートしたか?
①経営Topからの発信
一番大切なのはTOPがコミットして発信をすることです。
②人事部門とは別にチームハピネスを設立
社内イベントやCSR(※)活動・社員教育を行う部署です。
※CSR=Corporate Social Responsibilityの略、企業の社会的な責任を意味する
③女性活躍推進担当の任命
社員とのコミュニケーションなどソフト面を担当します。
④制度・設備面の見直しおよび改定
制度・設備関連の最適化のために行います。
⑤定期的な情報発信
一部の社員だけなく、全社員が理解できるように全社朝礼や動画配信などで定期的に情報発信を行っています。
■女性活躍の取り組み:チームハピネスの活動内容
・ファミリーデー
社員とその子どもたちのコミュニケーションの場を創出しました。結果として家庭内のコミュニケーションも円滑になりました。
・新入社員にはSDGS研修を実施
・ありがとう企画
コロナでイベントが少ない時期に、仲間や家族に感謝の気持ちを伝える企画を実施しました。
■女性活躍の取り組み:女性が働きやすい職場環境を整備
・在宅勤務が定着 コロナ前よりトライアルでスタートしました。
・短時間勤務制度の定着および改定 短時間勤務制度を小学校1年生までに改定しました。
・おしゃれフレックス制度
ママさん社員の声からできました。本社1階にある美容室で各種サービスを受けられ、そこに費やした時間を別の日に勤務する制度です。時間を選択できることによりエンゲージメント効果があります。
・リプリート社員制度
定年退職後、60歳以降の新しい働き方として、週5フルタイム勤務の他に、会社以外のプライベートの時間を大切にしたいいうニーズにも答えるため週4勤務もしくは時短制度を新設し、各自のライフスタイルにあわせて選択できるようにしています。
■質疑応答
(会場の方)
育児休業の社員が増えていくと、代替要員の補充などが必要になり、育児休業復帰後も時短勤務の期間があるので、会社の運営が大変になっていくと思いますが、どんな対応が考えられますか。
(株式会社ダイアナ 担当者さん)
DX化、業務の棚卸しをして、業務の効率化をすることが必要だと思います。それにより社員の生産性を高めることで、周りでサポートする社員の負担を減らすことにつながります。
一方、時短勤務社員へのケアとして、アンコンシャスバイアス研修などを通じて、社員の意識改革を行っています。社員が、偏見を持たず「短い時間でも働いてくれてありがとう」という気持ちをもって、時短勤務社員に接することを徹底しています。