名古屋市の取り組み

女性管理職向け勉強会

開催日:令和4年10月11日(火曜日)、11月4日(金曜日)、12月9日(金曜日)

「女性管理職向け勉強会」では、SDGsの時代に求められる自社の経営理念や経営戦略の目的を理解し、リーダーとしてチームを動かしていくビジョンを具体的にイメージしました。また、自分らしい管理職像を描き、本来持っている力を発揮するために必要なリーダーシップの考え方やマネジメントスキル・コーチングスキルを習得しました。
さらに、より実践的な内容や課題、グループ討論等を通じて、自社だけでは得難い情報交換や共有の場を持つことで、モチベーション形成やネットワーク構築を図りました。
本勉強会は全日オンラインで実施しました。
勉強会最終日には、講師がファシリテートしながら、オンラインで交流会を実施しました。

1日目(10月11日)

【テーマ】
「SDGsの時代に求められるマネジメントスキル~自分らしい管理職像を探り職場に活かす~」

【目標】
様々な角度から、女性管理職という立場での自分の活かし方を考える

【研修内容】
・女性の活躍推進が求められる社会的背景と、自社における意義を考える
・SDGs経営の基本的な考えを押さえる
・自己理解を深め、自分ならではの管理職像をイメージする

【参加者の声】
・自分の周りに女性管理職をしている友人や知り合いがいなかったので、様々な職種の方と交流ができた事が新鮮で、恥ずかしかったけど楽しかったです。
・今の自分のまま管理職を引き受けることもできるはずだと自信がもてた。
・多様性の時代、様々な価値観、考え方でいいのだと気づけたことはよかった。
・ひとにはそれぞれ得意不得意があって、それをうまく活かしていくとこが大事、それをやっていくのが管理職だと学びました。
・女性管理職という高いハードルが少し低くなりました
・管理職なんだからこれができて当然、肩に力が入っていませんか、という言葉に感銘を受けた。

【講師の所感】
・次世代リーダーの方が、管理職に対してポジティブなイメージを持つことができた。
・「肩の力を抜くこと」が伝わったと確信した。
・これからの時代の多様性への理解を再認識いただけた。
・講義、ワークを通じて、その人らしい管理職像への理解が進んだ。

2日目(11月4日)

【テーマと概要】
「チーム力で成果を上げるためのケーススタディ~対話を活用しエンゲージメントを高める~」

【目標】
管理職の知恵を持ち寄り、現場力を高める。

【研修内容】
・振り返りと実践の共有
・メンバーの幸福度を高め、チームで成果を上げるポイント
・管理職としての課題を共有、解決策を考える

【参加者の声】
・職種が違っても、仕事に対する悩みは同じなんだなと思いました。
・エンゲージメントを高めるポイントとして対話が重要であることを改めて認識した。
・関係の質が組織の成功には何よりも大切だということが印象的でした。
・成果を上げるためには関係性の質を上げることが重要であり、そのためにも部下を信頼する事が大切であると思いました。
・どこの会社でも同じ課題がある。オンラインマラソンなど新しいコミュニケーション方法があることを知った。
・ディスカッションでいろいろな意見聞けるのが今回もよかったです。
・悩みを共感できる人がいなかったので同じ悩みを話し合えてよかった。

【講師の所感】
今回は、管理職のマネジメントスキルとして「対話」の実践に向けた考え方や手法を学ぶこと、そして管理職として直面する「職場の課題」の共有と解決策を得ることの 2 つが大きな焦点であった。アンケートを見ると、どちらについても多くのものを受け取っていただいたと感じる。

3日目(12月9日)

【テーマと概要】
「組織マネジメントのビジョンを宣言する~VUCAの時代に力を発揮リーダーになる!~」

【目標】
自分ならではのリーダーシップを思い描き、未来に放つ

【研修内容】
・振り返りと実践の共有、管理職同士で解決策を共有する
・VUCAの時代に成果を上げるリーダーシップ
・自分らしい管理職像、組織マネジメントのビジョンを宣言する

【参加者の声】
・自分自身がどうありたいかが重要ということに気づきました。
・みんなそれぞれ悩みを抱えていても、前向きに「自分らしく」頑張ろう!としていた姿に感銘を受けました。女性は「共感」の生き物とよくいわれますが、誰かが見守ってくれている、誰かが一緒に走ってくれていると思うと頑張れるものですよね。もっとコミュニケーション能力を高め、みんなと対話していけるようにしたいと思いました。
・リーダーとしてビジョンを持つことの重要性、自分らしい管理職像についてあらためて見つめることができた。
・企業内研修の場合、考え方が偏るが、他業種の方々と学ぶことは多様な意見を聴取することができることが良い点です。なぜ女性リーダーが求められているのかという点、リーダーの心構えに関する講義が聞けたことが非常に良かったです。
・他社の女性リーダーの皆さんの意見や悩みなど共有することで、あらためて自分自身の強みや弱みを見つけることができ、とても良い機会となりました。
・自分がなりたいリーダー像への方向性は間違っていなかったと実感した。

【講師の所感】
最終回では、これまでの学びと実践を振り返りつつ、これからのビジョンを宣言していただく回であったが、「チームをまとめ成果を上げる」というテーマにおける全体共有や講義、プレゼンテーションと、それぞれからたくさんのものを得ていただけた様子がアンケートからもうかがえた。
「全体共有」では、他社での取り組みが、自社における課題解決のヒントとなり、情報交換の意義が見られた。また、「プレゼンテーション」では、「組織マネジメントのビジョン」をテーマにし1人2分で発表し、お互いに刺激し合う貴重な時間となった。

↑3日目、講義参加者の様子

↑2日目、講義の様子

↑2日目、グループワークの様子

↑3日目、これからのリーダーに贈る言葉

↑3日目、交流会の様子

↑プチギフト。事前に参加者に送付され、交流会時に皆で一斉開封しました。

↑チラシ

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