名古屋市の取り組み

女性活躍推進企業と女子大学生の交流会(in椙山女学園大学)

開催日:令和4年12月13日(火曜日)

「女性活躍推進企業と女子大学生の交流会」は、学生の方に、「様々な職種の、現場で働く女性社員の方との対話」の機会を提供し、学生の間に、「具体的な仕事をするイメージ、家事育児を両立するイメージ」をもっていただき、「どう働きたいか、どう生きたいか」自分と向き合って考える機会にしていただくために、本市が実施をしている事業です。
交流会では、4社の、本市女性活躍推進企業の社員の方が、学生の方と、「第一部:パネルディスカッション」と「第二部:グループディスカッション」を行います。

今回は、令和4年12月13日に椙山女学園⼤学で開催した交流会について、ご報告します。

【参加いただいた女性活躍推進企業の方(パネリスト)】
・岡⾕鋼機株式会社の社員さん
・株式会社ジェイアール東海髙島屋の社員さん
・株式会社システムリサーチの社員さん
・NTP名古屋トヨペット株式会社の社員さん

【第一部:パネルディスカッションのテーマとパネリスト発言】
■テーマ:⼊社を決めた理由
・主体的に仕事に取り組むことができ、新しいことにも挑戦できる環境を重視していた。また、愛知県出⾝ということで、地元のものづくりに貢献したいという気持ちもあった。その中でも幅広い事業分野を展開している点、⼈(取引さや同僚)に寄り添い⾵通しの良い社⾵がある点に魅⼒を感じたため。
・インターンシップに参加した際、営業スタッフのロープレを⾒たり、仕事に対する思いを聞いて、このような先輩社員のもとで働きたいと思った。
・⼀番⾃分らしく話せる⾯接だったので。
・⾯接で会う社員の雰囲気がよく、信⽤できると思った。
■テーマ:御社らしい魅⼒について
・会社組織が若く「みんなで作り上げている途中」で何でも挑戦させてくれる⾵⼟がある。
・先輩社員が⼀⼈ひとりに対し⽬を配ってくれる。
・若⼿から主体的に仕事に取り組むことができる。社内の⾵通しもよく、(部署関係なく)相談しやすい点。⼊社前から聞いていたが、実際働いてみて思った以上に魅⼒だった。

■テーマ:仕事がおもしろいと感じる場⾯について
・催事やイベントの為に、企画⽴案、図⾯作成、什器発注、商品⼿配、検品、値札作成など普段お客様から⾒えない部分で、多くの「地味」で「⾒えない」仕事を計画通りに進め、当⽇の朝お客様の反応を⾒るのがおもしろい。
・少しずつでも知識ができ、仕事ができるようになると実感したとき。
・毎⽇が未知との遭遇。幅広いお客様それぞれに合った接客が必要なので、難しいが⽇々勉強になる。⾃分を選んでもらってご購⼊いただけたという喜びを感じることができる。

■テーマ:仕事とプライベート、切り分けてるか否か
・どちらかというと切り分けていないかもしれない。家に帰って夫とも仕事の話をするし、同僚にもプライベートの話をすることもあるので。
・⼊社間もない頃は切り分けていた。今は切り分けなくてもバランスが取れるようになってきた。
・職場の⽅と仲がいいのでそこまで区別しているつもりはない。

【第二部:グループディスカッション】
■テーマ:「⼥性が働きやすい職場づくり・⻑く働ける環境づくり」のために皆さんが必要だと思う企業の取り組みとは

■流れ
(1) 企業の方に聴きたい質問を考える
(2) それぞれ考えた質問をグループ内で共有
(3) 「誰が」「何を」「どの企業に」質問するかグループ内で担当を決める
(4) 各企業へ質問する
(5) 質問で企業から得た回答をグループ内で共有
(6) 共有した内容を元にグループでアイデアを考える
(7) アイデア発表
(8) 企業からのコメント

■参加学⽣から企業への質問
・共働きすることのメリット・デメリット
・⼥性が復帰しやすいような制度はあるか
・⾃社ならではの⼥性活躍推進の取り組み
・育児や介護などと仕事を両⽴している社員への周りの理解は
・男性でも産休育休は取得できるのか
・どのようにやりたい仕事を決めたのか
・産休育休や時短制度を使った社員とそうでない社員では⼈事評価にどんな違いが現れるのか
・⼥性社員の中でどのくらいの割合で結婚・出産しているか
・管理職になりたいか
・上⼿なワークライフバランスの取り⽅が知りたい

■発表されたアイデア
・育児の先輩社員に相談できる仕組み
・休みが取りやすい環境にする
・⽇頃から仕事の分担をする
・意⾒箱の設置
・気軽にご飯にいける関係性をつくる
・社員それぞれの事情に合わせた制度をつくる

■参加者の声
・実際に働いて感じたこと・考えを教えて頂けた。
・⼥性ということをネガティブに考えず、⾃分のやりたいことをして仕事とプライベートを両⽴させたいと思った。
・どの企業にも「男⼥平等」「個⼈の尊重」という考えがあることを知れた。
・思っていたよりも、⼥性が働くデメリットは無くて安⼼した。
・本⽇お話されていた先輩⽅のように、まずは⾏動して、いろんな⽅と話すうちに、やりたいこと・働きたい会社を選びたいと思った。
・思っていたよりも、⼥性が働きやすい環境が整っていた。
・普段は漠然と考えているだけだが、直接企業さんのお話を聞き、いろんな学年の⼈とディスカッションをしていい機会になった。1年⽣のうちに参加できて良かった。
・専⾨知識の有無などで選択肢の幅を狭めていたので、「この仕事がしたい」という気持ちが⼤切だとわかった。
・男性が多い企業の⽅が男⼥の違いを感じておらず、平等な環境だったことに驚いた。
・働きやすい会社とは何かを改めて考えることができた。
・どの企業も⼥性活躍について積極的に取り組まれているものの、利⽤しづらさは払拭できていないと感じた。そのため、まずは広めることを重要視すべきだと思った。
・「⼥性だから」ではなく、「個⼈が好きなように」働くことがこれからには必要なのだと考えた。
・どんな職に就きたいか深く考えていなかったので、「職」でなく「⼈」や「直感」で決めている⽅もいて驚きました。
・働きやすい制度を作ることももちろん⼤切だが、職場の⼈間関係や相談・発⾔しやすい環境づくり、制度を活⽤しやすい雰囲気など、良い⼈間関係の構築がすごく重要だと思った。

 ↑パネルディスカッションの様子

 ↑パネルディスカッションの様子

 ↑パネルディスカッションの様子

↑グループワークの様子(それぞれ考えた質問をグループ内で共有)

 ↑グループワークの様子(各企業へ質問する)

 ↑グループワークの様子(各企業へ質問する)

 ↑グループワークの様子(質問で企業から得た回答をグループ内で共有)

 ↑グループワークの様子(アイデア発表)

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