女性の活躍推進セミナー
開催日:令和7年12月8日(月曜日)、令和7年12月15日(月曜日)
企業の女性社員を対象に、自身のキャリアを前向きに捉える視点を育むとともに、女性社員同士のネットワークの構築を図るセミナーを実施しました。
ロールモデルとなる女性パネリストによる講話やキャリアビジョンに関するグループワーク、参加者同士の交流を通じ、将来のキャリアについて考える機会を提供しました。
1日目:テーマ「ロールモデルから学んで自らのキャリアを発展させよう!女性活躍推進のチャンスを自分たちならどう活かすか、仲間と共に考えよう!」
【パネリスト】
・トヨタコネクティッド株式会社の社員さん
・株式会社エネアーク中部の社員さん
・中京テレビ放送株式会社の社員さん
【内容】
・各企業で活躍している3名の女性パネリストをお招きし、それぞれのキャリアや暮らし方、考え方についてお話しいただきました。パネリストからのメッセージは、参加者にとってキャリアを見つめ直し選択の幅を広げるきっかけとなりました。
・後半のグループワークでは、キャリア対話カードを使ってメンバーとの対話を行いました。他者の経験やキャリア観を聞き、自らのキャリアデザインを言語化することで、未来ビジョンのイメージを高める時間となりました。また、次回までの取組みとして「女性活躍推進に向けて私たちができること」をテーマに課題を出題しました。
2日目:テーマ「未来に向けての提言をブラッシュアップし、自らのキャリアをより深く考えよう!充実したキャリア実現のための言語化スキルアップを目指し、多様な人々との交流から視野を広げていこう!」
【内容】
・前回のメンバーと交流後、新しいメンバーとは前回の課題について共有、自身のアイデアをブラッシュアップしました。
・後半は、「私たちの未来に向けて」をテーマに一人90秒のミニプレゼンを実施しました。講師からプレゼンのコツやペアでのリハーサル等を行い、参加者全員が自身の気持ちを宣言しました。未来へのビジョンをより良くするための自信に繋がる成功体験となりました。
・プレゼン後には、グループメンバー同士でメッセージカードを交換しました。共に学んだメンバーに、プレゼンの感想やアドバイス、励まし等のメッセージを伝えることで、更なる意識向上へと繋がりました。
【参加者の声】
<セミナー後に実践しようと思ったこと>
・自分の思いを言語化できるように頑張りたいです。また、失敗しても大丈夫と思えるようになりたいと思いました。
・察してはやめて言語化すること、まずやってみること、思い込みを捨てること
・先ずは自分自身が会社で今後続く働く女性のために道を作っていける様な仕事をしていきたいと思います。
<意見、感想>
・今までの自分のキャリアが思わぬ形で役に立つことがある、というところに共感しました。仕事に対してネガティブな気持ちになっても、いつか役立つかもしれないと前向きに捉えられるようにしたいです。
・若手、中堅、子供有無問わず、その時々のライフステージで現状を見直してどうしたいのかを考えていかなきゃいけない、ばっちりの答えはなくて、自ら行動に移して正解でなくとも決断結論を下していく必要があると感じました。
・自分を知ることが大事であると教えていただき、その後のグループワークを通して、自分の長所になりうる部分を発見することができました。少しですが、自信が持てました。
・私は言語化が本当に苦手でずっと逃げてきました。この機会に教えて頂いたことをもとに言語化のスキルアップを目指して勉強しようと思いました。
【講師の所感】
・女性社員の皆様が当事者意識を持ってご受講くださいました。他社事例から学んだ知見を自社に持ち帰り、プロジェクトやDI 委員会の活動に活かすことを目的としていました。
・自らがロールモデルとなって若手育成に貢献すると同時に、自身の学びや今後のキャリア形成(特に5年目以上)につなげたいという意識が共通点です。育休後の配置転換などを含め、今後のキャリアの築き方を考えるきっかけとして本取り組みを位置づけていることがわかりました。
・3名の先輩方の話は参加皆様の参考になる内容ばかりで大変有意義な時間となりました。登壇3名の方々のパワー溢れる活躍を他人事としてではなく、自らを投影させて聴講された姿勢も印象的でした。男性社会の中で悩まれたこと、思い通りに行かなかった時の心の持ちよう、経験に対する考え方などが今後のキャリアの後押しとなったようです。
・ロールモデルの実体験を通じて、管理職だけが女性活躍ではなく、「自分らしく楽しく働くこと」や趣味・価値観を仕事に活かす多様なキャリアのあり方に気づかれました。自己分析の重要性を再認識し、上長に意思表明を行い、小さな実践から職場に持ち帰ろうという姿勢を示されました。時短やリモートなど働きやすさの向上にも貢献しつつ、キャリアを諦めず前向きに挑戦し続けたいという意欲が高まった状態であることも窺えました。
・今後の施策については、女性活躍推進という言葉は浸透しているものの、その実感や納得感は十分ではなく、「女性だから管理職」という見方や周囲の評価への違和感が課題として挙げられています。管理職に限らず、多様な形で活躍することが重要であり、自己分析を通じて自分に合ったキャリアを考えるきっかけづくりが必要と認識されていました。
・座談会や交流会など安心して本音を共有できる場の有効性が示されたことも特筆すべきことです。個人レベルでは性差に依らずキャリアを築ける環境を理想とし、会社レベルでは取り組みの方向性に迷いがあることも炙り出された本音の部分です。男性の理解や巻き込み方が今後の課題として浮かび上がっています。女性社員を取り巻く環境変化に当事者も周囲も気づいて対応されることを切に願っております。

↑パネルディスカッションと質疑応答の様子

↑グループワークの様子

↑プレゼンテーションの様子

↑メッセージカード交換の様子


