女性管理職向け勉強会
開催日:令和2年10月9日(金曜日)、11月12日(木曜日)、12月17日(木曜日)
「女性管理職向け勉強会」では、リーダーとしてチームを動かしていくうえで成果を上げるだけでなく、チームとして、また自分らしいリーダーとして一人ひとりが輝くマネジメントを考えました。同じ悩みを持つ女性リーダー同士、働き方改革の事例を通してこれからの時代に求められるスキルを習得しました。自社だけでは得難い情報交換や共有の場としての勉強会に加え、その後も繋がれるネットワーク形成を目指し、勉強会最終日には交流会も開催しました。
本勉強会は全日程全てリモートにて実施しました。
1日目(10月9日)
【テーマ】
女性管理職として求められることを理解する
~自社の理念と自分の持ち味を見つめ、能力の活かし方を考える~
【目標】
自社の理念を理解した上で、女性管理職に求められることへの理解を深めます。「ライフラインチャート」を使用したワークでは自分の特徴を整理し、チームとして成果を上げるための自分の活かし方を見つけます。
【参加者の声】
・事前課題の自社と自部署の紹介文を作るにあたり、経営理念や事業内容、自部署をじっくり考えることができ、「事業を通じて自分のなすべきことは?ミッションは?」を見つめ直すことができた。
・仕事に関しては無意識のうちに全て自分でこなさなくては、と思っていましたが、自分の持ち味を生かしてうまくチームとして回していくことを意識したいと思います。
・参加者が管理職予備軍ではなく、現管理職がいることが魅力。机上論ではなく、生の声や視座の高さを感じられるためとても勉強になる。
2日目(11月12日)
【テーマと概要】
ダイバーシティマネジメントとリーダーシップ
~チームで成果を上げるためのリーダーシップを身に付ける~
【目標】
ダイバーシティマネジメントの考え方、働き方改革の事例に見る効果的なリーダーシップをスキルとして学びます。学んだことや自社のチームに落とし込んで考え、女性管理職同士、悩みの共有や意見交換・問題解決の策を考えます。
【参加者の声】
・自分が思っていた管理職の「課題・壁」は自分が創っていたのかもしれないと感じた。部下が自主的になれないのも、報連相ができていないのも、自分の働きかけで変わるのかも、と感じたので、明日から「命・解・援」を実践する。
・普段、メンバーを見ているとは思っているものの、関与の仕方・コミュニケーションの取り方を意識して取り組んでいきたいと思った。
・自分に足りないものや課題を考えることができた。自分らしさの中にもリーダーシップ力を身につけていけたらと思う。
3日目(12月17日)
【テーマと概要】
自分らしい管理職像を描く
~ VUCAの自体に拠り所となる在り方の軸を持つ ~
【目標】
1 日目と2 日目を通して気づいた自分らしいマネジメントと、一人ひとりを活かし成果を上げるチームとは何か。女性管理職としてどのように実現していくかを参加者全員でプレゼンテーションします。
【参加者の声】
・明さんの前向きで具体的な目標に、とても刺激された。はっきりとしたリーダー像を描くことができていなかった、しようとしていなかったと、反省しつつ、色々な意見やコメントから、1つ1つ具体的に描いていこうと気持ちが明るくなった。
・今回は各自のリーダー像、自分らしい目指す姿や自身の取組み事例が多様で参考になった。「成し遂げたいこと」「心から望むこと・願い」は自分のコア(軸)を見つめ直す、ぐっとくる問いだった。
・1番印象に残ったのは、環境だけ整えてもダメということ。やりがいを与えることが重要。仕事と人生を切り離して考えがちだったけど、個人の多様性をもつことを尊重することが大事だと認識した。