Vol.03中部電力株式会社
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「にゃ〜ご」が
取材をしました!
人事センター 人財活躍支援グループ 主任
(現 電力ネットワークカンパニー岐阜支社人事グループ副長)
辻 薫さん
2017年より人財活躍支援グループにおいてダイバーシティ推進関連の仕事を担当しています。テニスが趣味で、週2回のテニスでリフレッシュ。そのためか、「お蝶夫人」の異名!?があります。
にゃ〜ご第3回目は名古屋にある会社、中部電力株式会社 人事センター人財活躍支援グループ 辻 薫さんにインタビューしたにゃ〜。
この会社は平成21年度に優秀賞を受賞した企業にゃ♪まずは会社の特徴を聞きたいにゃ。
辻さん「くらしに欠かせないエネルギーをお届けし、社会の発展に貢献します。」という企業理念のもと、24時間365日、より環境に優しく、より安価なエネルギーをお届けするために、一歩先を行く取り組みに挑戦しています。
例えば、電気やガスをお届けするだけでなく、お客さまに最適なエネルギーの利用方法をご提案したり、AIやIoTなどの次世代技術を活用したご家庭向けWebサービス「カテエネ」をはじめとし、お客さまの多様なニーズにお応えできるように様々なサービスの提供を行っています。
にゃ〜ご世の中の人たちにとって、不可欠なエネルギーを届けるだけでなく、環境や社会のことを考えたりしている企業だなんて、すごいにゃ!
そんな会社の魅力や雰囲気を教えてほしいにゃ。
辻さん国の電力システム改革が進む中、当社がこの激変期を乗り切っていくためには、従業員の働き方を見直し、生産性を一層高めていく必要があります。そのために、ライフが充実してこそワークで十分に能力を発揮できるという認識を持ち、「ライフ・ワーク・バランス」の好循環を作り出すためのさまざまな取り組みを推進しています。
にゃ〜ご「ワーク・ライフ・バランス」ではなく、「ライフ・ワーク・バランス」なんだにゃ。なぜなのかにゃ?
辻さん「従業員がいきいきと働くためには、ライフ(心身の健康・充実した生活)が基盤となる」との考えに基づき、「ライフ・ワーク・バランス」と呼ぶようにしています。
にゃ〜ごへ〜 そうなんだにゃ。「ライフ・ワーク・バランス」を実現するためにどんな取り組みをしているのかにゃ?
辻さん「柔軟な働き方を可能にする勤務制度」や「多様化するライフスタイルに対応できるような生活支援制度」の充実を図っています。例えば、フレックスタイム勤務制の適用部署拡大や在宅勤務などのテレワークを導入し、すべての従業員が仕事と生活の両立に向けた柔軟な働き方を実現できるように制度面を整えました。また、全従業員の人間ドック受診など、健康経営に関する取り組みも推進していて、安全で健康に働くことのできる職場づくりに取り組んでいます。
にゃ〜ごすごいにゃ〜。働き方改革が進んでいるにゃ!
にゃ〜ごでは、辻さんの仕事内容は何かにゃ。
辻さん現在の人財活躍支援グループの前身である「女性活躍推進室」という専任部署を2007年に立ち上げ、「性別、年齢、障がいの有無にかかわらず、すべての従業員が、その能力を十分に発揮できる企業風土の醸成と組織の活性化を図ること」を目指し、様々な取り組みを実施しています。その中でも、私は「女性活躍推進」に関する業務を担当しています。
にゃ〜ご「女性活躍推進」に関する業務とは具体的に何かにゃ?
辻さん「女性社員が自身のキャリアを描く研修」や「女性管理職を目指すためのステップアップ研修」を開催したり、私自身の経験も活かしながら仕事と育児・介護などの両立支援に関する仕事を行っています。当社では女性社員の60%がワーキングマザーであり、今後もその人数の増加が見込まれますが、育児と両立中でも成長し続け、十分に能力を発揮してもらうことが必要です。そのため、女性の「組織や職場に貢献する」という意識、管理職の「女性を育てる」という意識を高めることにも取り組んでいます。
にゃ〜ご育児をしながらでも、個人の能力を十分に発揮してもらえるような環境づくりは、とっても魅力的だにゃ。働く女性を応援しているにゃ。
にゃ〜ご辻さん自身も仕事と育児を両立できているママさんなんだにゃ。
辻さん子どもを2人育てながら仕事をしてきました。今とは時代が違い、結婚や出産で多くの女性は退職されました。私も迷いましたが家族のサポートもあって、仕事を続けようと思い、産後休暇を8週間取得後、すぐに復帰しました。当時はまだ育児と両立している女性は少なかったのですが、子どもが熱を出し急に保育園への迎えが必要になったときでも、職場の人は「早く帰っていいよ」と、気持ちよく送り出してくれました。今でもとても感謝しています。
にゃ〜ごありがたいにゃ。周りの人に感謝だにゃ〜
にゃ〜ご女性が働くということに対する考えや、想いを教えてにゃ。
辻さん女性が働くことは特別なことではなく、当たり前のことであると考えているので、依然として職場に少なからず残っている「男性は仕事、女性は育児」という役割分担の意識をなくすことを目指しています。そのため男性にも、ライフ・ワーク・バランスを整え、家事・育児・介護に向き合ってもらうための取り組みを進めています。男性と女性が期間を分け合って育児休職を取得できるような職場になるといいなと思っています。
にゃ〜ごわぁ〜 「男性は仕事、女性は育児」という意識を変える改革って企業としてすごいにゃ。
辻さん社内結婚が多いことから、男性の家事・育児参画が進展し、当社の風土・文化として定着することは、職場での女性の能力発揮の機会創出に繋がるだけでなく、生産性や組織力の向上など、会社の持続的成長につながっていくと考えています。
にゃ〜ご働くすべての人にとって、仕事と育児が両立できるような組織にするなんて、全ての企業のお手本になるにゃ。
辻さんその他にも、全ての管理職に「いかすボス」になってもらい、ライフ・ワーク・バランス推進のため、家庭や仕事について理解しあえる職場づくりに努めています。
にゃ〜ご「いかすボス」って何かにゃ?
辻さん人財・時間・制度をいかし、職場をいきいきさせるキーパーソンのことです。
すべての管理職が、職場メンバーに対して「いかすボス宣言」を行い、いきいき職場を目指しています。社長も「いかすボス宣言」をしたんですよ。
にゃ〜ごではここで、社員にインタビュー!
グループ経営推進室 杉山史華さん。2歳のお子さんのママだにゃ〜。
グループ経営推進室
杉山史華さん
にゃ〜ごまずは、杉山さんのプロフィールだにゃ。
プロフィール
2012年 | 中部電力入社 |
2016年8月 | グループ経営戦略本部 グループ経営支援グループ |
2017年2月〜2018年4月 | 産休・育休 |
2018年4月 | 本店グループ経営推進室 復職 |
にゃ〜ご杉山さんの仕事のやりがいは何かにゃ。
杉山さんグループ経営推進室で、グループ会社の経営支援・経営分析等を担当しています。
グループ会社の役に立てた時や、感謝されたりする時にやりがいを感じます。
例えば、グループ会社からの様々な依頼や相談事に対して、社内外の関係者への確認や調整を重ねて、返答した時などに「ありがとう」と言ってもらえることが嬉しいです。また、困った時にすぐに相談してくれるなど、信頼関係を実感する時も嬉しいと感じますね。
にゃ〜ご「ありがとう」と感謝されるってとっても嬉しいにゃ。信頼関係を実感できるってすごいにゃ。
にゃ〜ごでは、杉山さんが仕事で大変だにゃと思うことはどんなことかにゃ。
杉山さん私の仕事は会計、ファイナンス、会社法などの専門知識が必要なところです。
にゃ〜ご専門知識が必要なら、子育てをしながらいつ勉強するのかにゃ。
杉山さん勉強は休日の午前中にやります。夫がその間は子どもを見ていてくれるので、とても助かります。逆に夫が勉強するときは、私が子供の面倒を見ます。
にゃ〜ご家族の協力があるって、すごいにゃ。
杉山さん夫は私が働くことを理解してくれていて、子どもが生まれる前から家事は半分ずつ分担していましたが、出産後はさらに協力をしてくれます。
仕事が終わった後は、保育園にお迎えに行き、帰宅後は寝かしつけまでは私がやりますが、夫が家事をこなしてくれるので、とても感謝しています。
1日のタイムスケジュール
- 6:00
- 起床、身支度、子どもの朝ごはん準備
- 7:00
- 夫と子どもを起こす
- 8:30
- 出社、メールチェック
- 9:00
- 打合せ、資料作成など
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 打合せ、資料作成など
- 17:10
- 退社
- 18:00
- お迎え、子どもとスーパーで買い物
- 18:30
- 帰宅、夕食準備
- 19:00
- 夕食
- 20:00
- 子どもとお風呂、遊ぶ
- 21:00
- 寝かしつけ
- 22:00
- 翌日の準備、家事、自由時間
- 24:00
- 就寝
-
勤務中は、時間を効率よく使い、業務に集中。
-
職場では、コミュニケーションを
積極的にとります。
にゃ〜ご杉山さんが仕事と家庭の両立で工夫していることは何かにゃ。
杉山さん子どもの体調不良で急にお休みを取ることがあるため、現在抱えている仕事やその進捗について、出来る限り職場内で共有化するように努めています。社外とのやりとりは、メールのCCに上司のアドレスを入れたり、電話での打ち合わせ内容等を必ず上司に報告して、急な保育園からの呼び出しや、子どもの急病対応時でも周りが困らないようにしています。
また、夫婦で家事育児の負担が偏らないように、話し合いをして分担をしています。
にゃ〜ごにゃるほど。仕事のことは周りと情報共有し、家庭で話し合いをすることがポイントなんだにゃ。
にゃ〜ご中部電力の子育てサポートの制度や職場の雰囲気を教えてにゃ。
杉山さんフレックスタイム勤務制の中の、「育児のためのフレックスタイム勤務措置」という制度を利用しています。中部電力は育児と仕事を両立させるための制度はとても充実しています。
子どもの体調不良で急に休みを取ることが多いのですが、そんな時にも私が行うはずだった仕事を周囲の方が快く引き受けて下さり、「子どもが小さいうちは仕方がないから、気にしなくて大丈夫だよ。」と声をかけて下さるなど、安心して働くことができるため、目に見える制度だけでなく、子育てしやすい職場風土だと感じます。また、子育て経験者の先輩方や同じように今現在、子育て中の方たちから、子育ての悩みや仕事との両立のコツなどを聞いたりすることもできるので、本当に働きやすい職場で、日々感謝しています。
にゃ〜ご目に見える制度だけでなく、職場が子育てしながら仕事ができる雰囲気だにゃんて、とってもすごいにゃ。
にゃ〜ご今回は中部電力の辻さんと杉山さんに話を聞いてみたにゃ。
女性が働くことを応援している企業で、仕事と育児を両立しながら活躍しているお二人が輝いてみえたにゃ。