Vol.07リコージャパン株式会社
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「にゃ〜ご」が
取材をしました!
愛知支社 事業管理グループ
千葉 絵梨子さん
新卒で入社し、現在は主に人事・採用を担当。これまで社内のES向上委員会や女性活躍推進PGなど、様々なプロジェクトに参加をしながら、働きやすい環境作りを構築・推進。
他にも、社内実践事例を社外のお客様に向けて発信するなど、自社の企業価値向上と地域社会の発展に繋がるよう活動しています。
にゃ〜ご第7回目は、リコージャパン株式会社の皆さんにインタビューしたにゃ~。
インタビューは名古屋駅直結の名古屋ルーセントタワーにある愛知支社で行ったにゃ。さっそく、会社の特徴を教えてほしいにゃ。
千葉さん特徴は大きく分けて3つあります。
1 全国網羅した販売サービス網リコージャパンは全国に拠点を置いているため、全国規模でサービスを提供できる体制を整えています。それにより、お客様にとって常に身近な存在であり続けられることが強みです。各支社で活躍している社員は、その地域で生まれ育った人間がほとんどであるため、当社には47都道府県すべての出身者がいることも特徴です。
2 ソリューションビジネス当社は主に地域の中堅中小企業のお客様に貢献するソリューションを提供しています。企業の競争力強化にICT(情報通信技術)は欠かせませんが、こうしたテクノロジーの進化に対応できず、お困りになっている方々もたくさんいらっしゃいます。私たちが提供するのは「課題解決」であり、ただモノを売るのではなく、お客様のビジネスの課題を解決するソリューションを提供することがリコージャパンの真髄です。
3 SDGsへの全社員参加型取り組み全社員参加型でSDGs達成に向けた取り組みをしております。6月は強化月間として社員一人ひとりがSDGsへの取り組みを掲げ、行動しました。また、全国シルバー人材センター事業協会と協業し、愛知支社では高齢者の方に就業いただくなど、「事業を通じた社会課題解決」「経営基盤の強化」「社会貢献」の3つの活動に取り組み、SDGsの達成に貢献しています。
にゃ〜ごにゃるほど。全国に拠点を置いていることによって、すぐ相談ができ、お客様にとってはきっと安心できる会社なんだにゃ。
千葉さんから見て、会社の魅力は何かにゃ?
千葉さん昨今では「ニューノーマル」という新しい生活様式も提唱され、テレワークも一気に普及してきました。
実はリコージャパンは2016年から働き方をさらに大きく変え、テレワークも震災後の2011年には導入しておりました。
2019年には「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」を受賞するなど大きな成果を上げています。
そこで得た実践的なノウハウをもとにテレワークの活用を地域のお客様に提案し、すでに大きな実績を上げていることが魅力です。
また、社員がいきいきと長く働き続けられるようにと各支社それぞれ積極的な取り組みをしております。
愛知支社では、2019年度にお客様とパートナー企業と三位一体となって活動をする「WAC(Woman Activity Consortium)」というバーチャル企業を立ち上げました。
その活動について社外からも高く評価していただき、平成29年度には名古屋市の女性の活躍推進企業、子育て支援企業の認定でそれぞれ優秀賞をいただきました。
昨年令和2年には「あいち女性の活躍プロモーションリーダー」の委嘱を受けました。
にゃ〜ごコロナ禍より前にテレワークを導入しているなんて進んでいるにゃ。WACとはどういう活動かにゃ?
千葉さん愛知支社には約50名の女性社員がいるのですが、チームごとに分かれてしまうと、身近に 女性のロールモデルがいない、という声が挙がっていました。他の企業にも同じような女性がいるはずと思い、リコージャパン×お客様×パートナー企業の三位一体での取組となりました。女性社員同士で話すことができるようセミナーやイベントを開催し、様々な働き方について知ってもらうことで、結婚しても、子供が生まれても働き続けるイメージを持ってもらいたいという想いで活動しています。
にゃ〜ご身近に働き続ける女性がいると、きっと心強いにゃ~!では、千葉さんの主な仕事内容を教えてほしいにゃ。
千葉さん愛知支社の人事・採用担当、および東海・北陸7県の中部ブロック全体の取りまとめを行っています。いずれも「人」に関わる仕事であり、事業を成長させるためにも重要な役割と考えています。
特に、採用業務では「求人募集」から「入社後のフォロー」まで業務が多岐に渡ります。
基本的に支社の採用は任されているため、採用計画に基づく社員の募集、就職フェアや会社説明会などの手配や実施、エントリーの管理、適性試験や書類選考の実施や管理、面接の実施や関係部署への各種連絡、採用・不採用の判断、内定通知の発送、内定後の事務処理など多くの仕事があります。学校や教授との関係づくりも重要なお仕事です。
近年では、会社の魅力を広く知ってもらうための発信活動も採用担当の役割です。
にゃ〜ご会社にとって重要な役割を担うお仕事がたくさんあるんだにゃ。リコージャパンさんはどういう人材を求めているにゃ?
千葉さん次のような人が当社には向いていると思います。
- 失敗を恐れず新しいことに挑戦できる
- 諦めず最後までやり遂げる力がある
- 冷静な判断力があり、自発的に考動ができる
成果だけではなく、「考動」も評価する企業体制なので、自分で考えて主体的に動くことができる人はいきいきと働くことができると思います。他の人より頑張った人が評価され、優秀社員の評価制度もありました。
にゃ〜ご積極的に考えて動く姿勢が求められるんだにゃ~。会社自体はどのような雰囲気なのかにゃ?
千葉さん雰囲気が良く、自慢できるのは「人」です!
社内の風通しが良く、明るくて面倒見が良い社員が多いので、困ったことがあると部署を越えて助け合う風土があります。私もいつも助けられています。
また、オンとオフのメリハリがある職場だと思います。コロナ前は、仕事終わりや休日には趣味の合う者同士で野球観戦や釣り、ゴルフに行く姿をよく見かけました。
にゃ〜ごプライベートでも付き合いがあるなんて、とっても仲が良いにゃ!
にゃ〜ご千葉さんにとって、女性が働くということに対する考えや、想いを教えてほしいにゃ。
千葉さんリコージャパンでは男女比が8:2と、女性社員の人数は実は少ないです。
しかし、愛知支社の育休取得率は毎年100%、復職率も100%です。実際に私も、女性としてとても働きやすい環境だと感じております。
これからの社会は責任のある役職につく女性も増加していくと思います。ただ、「女性優先」という考え方になることは違うかなと感じています。「性別」で役割の差をつけるのではなく、「人物」で見てもらう(男性も女性も同等にする)ために、まずそこのレベルまで引き上げる事が「女性活躍推進」だと考えています。
とはいえ、どうしても結婚・出産・子育て・介護の影響を受けやすいのは女性であり、キャリアを描き直さなければならないタイミングが多いのが現実です。目指すキャリアにとっての壁が、会社や社会の制度・風習であるのであれば、時代の変化やニーズに合わせて柔軟に変えいくべきであり、「働きたい」と思う人がやりがいを持って働き続けられる会社や社会になれば良いなと思っています。
にゃ〜ごではここで、社員にインタビュー!
名南営業部で営業職として頑張っている、新卒2年目の尾崎 友希乃さんだにゃ。
名南営業部 営業
尾崎 友希乃さん
尾崎さん新卒でリコージャパンに入社し、2年目になりました。営業として働いています。
客先への訪問だけではなく、見積・契約対応・納品・保全申請対応など、色々な業務をさせていただいています。
にゃ〜ご営業として頑張っているんだにゃ!お仕事のやりがいや大変なことは何かにゃ?
尾崎さん現在の私のやりがいは、尊敬する先輩方に褒められることです。お仕事をする上で、誰かの役に立ちたいと思っていますが、今はまだ力不足で役に立つということができている実感が少ないです。
しかし、事務所の先輩方は本当にどんなに些細なことでも褒めてくださるのでやる気UPに繋がっています。
大変だと思うことは、取り扱っているものが多いことです。これほど種類があることを入社してから知りました。お客様に提案するには知識がまだまだ足りていないと感じています。会社経営のことや、業種ごとに関わる様々な知識が必要だと約1年働き気づきました。
しかし、凄く多くの先輩方に助けていただいているので、乗り越えられています。
にゃ〜ご取り扱っているものが多いと、覚えるのがとても大変そうだにゃ~。
そういう時は先輩に教えてもらったり助けてもらったりして頑張っているんだにゃ。
尾崎さん2年目になったことで、後輩も入社してきました。1年目は何でも教えてもらえたけど、私は2年目なので、教える立場にもなりました。
自分で考えて行動する機会が増えてきて、いつまでも甘えてばかりはいられないと感じています。
今後の目標は、まずは営業としてしっかりやれるよう努力していきたいと考えています。
にゃ〜ごたくさん努力しているんだにゃ!
2年目になって、今の立場からリコージャパンに向いていると思う人や、就活生にかけてあげる言葉はあるかにゃ?
尾崎さん「素直さ」が一番大事だと思います。本当に先輩方があたたかくて、質問すればたくさんのことを教えていただける環境です。
ですので、アドバイスをいただいたときにそれを素直に聞くことができる人が成長できるのではと感じています。
私は「長く働き続けられるか」「営業職があるか」の2点に絞って就職活動をしていました。営業職を希望したのは、座りっぱなしが苦手だからです(笑)就職活動は大変かと思いますが、自分がやりたいことや条件をきちんと考えて、頑張ってほしいなと思います。
にゃ〜ご次に子育てしながら勤務されている清水 佐知子さんにインタビュー!
名古屋営業部 名古屋第二営業所
清水 佐知子さん
6歳、4歳、2歳の子どもを育てながら働くパワフルママです!
清水さん新卒で入社して、8年間営業として勤務し、その後トータルで約5年間産休・育休を取得しておりました。
復帰を機にインサイドSAという架電部隊を1年経験し、今年度から営業所メンバーのサポート業務をしつつ、少し担当エリアを持たせていただき、営業活動も行っています。今年で入社15年目になります。
にゃ〜ご3人のお子さんを育てながら働いているんだにゃ。
清水さんにとって、お仕事のやりがいや大変だと思うことは何かにゃ?
清水さん営業所のメンバーがどうしたら楽に仕事ができるかを考えながら仕事をすることにやりがいを感じています。自分が営業だった時の経験を活かしてサポートしています。自分が関わったことでよりスピーディに対応できたり、「ありがとう」と言ってもらえたりすると嬉しいです。
営業としては、お客様の悩み事を解決できたり、お仕事の改善に関われたりした時にとてもやりがいを感じます。お客様に頼っていただき、「ありがとう」のお言葉や満足の笑顔をいただけたとき、頑張って良かったなと思えます。
子どもが保育園での別れ際に「行かないで」と嫌がりますが、これも子どもの成長であり、ごめんねと思いつつ、子どもも頑張っているから自分も頑張ろうと思えます。
大変なことは、やはり時間管理です。子どもは自分の予定通りには動いてくれないので、やる気になってくれるように試行錯誤していますが、なかなかうまくいかず、時間ギリギリになってしまうことが多いです。現在週の半分は在宅勤務をしていますし、時短勤務もしていますので、うまく回していけるように仕事も育児も頑張りたいです。
にゃ〜ご自分の予定の管理だけでなく、お子さんの状況にも左右されるのはとっても大変だにゃ~。
1日のタイムスケジュール
- 4:30
- 起床
- 5:30
- 家事(洗濯など)・身支度
- 7:00
- 朝食
- 8:00
- 長男を小学校へ送り出し、長女・次男を保育園へ送る
- 9:00
- 在宅勤務開始
- 12:00
- 昼休憩に、散歩がてらスーパーへ買い物に
- 16:00
- 在宅勤務終了
- 17:00
- 保育園・学童へお迎え
- 18:00
- 帰宅、夕食準備
- 19:00
- 夕食・お風呂
- 21:30
- 就寝
清水さんメール、電話、オンラインを活用し、在宅勤務をメインにしています。訪問での商談は、他の訪問の予定と同じ日に固め、そういった日は終日外出していることが多いです。その場合は事前準備を前日までに行い、時間を有効に使うことを心がけています。外出の用事で16時を過ぎてしまうことがあらかじめ分かっていたら、夫が在宅勤務の時は夫が子どものお迎えや夕食準備をします。
夜は子どもと一緒に寝てしまうことが多いので、たまに朝早く起きて、1人の時間を充実させるなど工夫してリフレッシュしています。
にゃ〜ご休日はどのように過ごしているのかにゃ?
清水さん子どもの習い事の送迎、買い物などをして過ごしています。最近は近所の公園で遊ぶことが多いです。たまに昼食やおやつをベランダで食べるなど、気分を変えています。
にゃ〜ごでは、お仕事と家事育児の両立の上で工夫していることはあるかにゃ?
清水さん工夫していることはいくつかあります。
1 社内メンバーとの報連相子どものケガや病気、学校のイベントなどで休みをいただくことがあるので、自分以外でも急な対応ができるよう、上司や営業所のメンバーに必要事項を報告、相談しています。また、日報にお客様とのやり取りを入力しておいて、情報共有しています。
2 感謝の気持ち周りの方に沢山助けていただいているので、感謝の気持ちを忘れないようにし、その時自分ができることを精一杯取り組むようにしています。
3 家事を頑張りすぎない食事はレトルトや買ってきたお弁当、お惣菜の日もあります。時間に余裕ができれば、気持ちにも余裕ができ、子どもと接する時間を増やすことができます。
4 ストレスを溜めない金曜日は自分の中でお酒解禁の日にしています!夫婦で仕事や家族の話をよくする方なのですが、家事育児の分担についてもその都度相談して決めています。1人目を出産した後、「話さないと分からないね」と夫と話しました。
にゃ〜ごにゃるほど。たくさん工夫されているにゃ!
清水さんは女性が働くことについてどう思っているかにゃ?
清水さん女性の結婚、出産、育児だけではなくて、介護や家族や自分の体のことなど、悩みや環境は人それぞれで、性別に関わらず、その人の環境はどんどん変化していくものと感じています。
たとえ同じことを経験していなくても、理解しようとしてくれる人がいれば、協力し合って、補い合ってできる。色々な働き方を認められる環境づくりが必要ではないかと思います。
リコージャパンは仕事を頑張りたいという気持ちがある人を応援してくれる環境ではありますが、より柔軟な環境作りをする為に試行錯誤している段階だと思います。
もし仕事を頑張りたいという思いがある方も、今は社会の後押しもありますし、自分のパワーと能力を是非社会で活かしてほしいと思います。
にゃ〜ご今回はリコージャパンの千葉さん、尾崎さん、清水さんに話を聞いてみたにゃ。
リコージャパンさんは様々な取り組みを先駆けて行っていることが分かったし、その環境で女性社員が色々と工夫しながら頑張っていてすごいにゃ。社内の風通しもよくて、本当に雰囲気の良さそうな会社と感じたにゃ~。
ピックアップ企業 会社情報
リコージャパン 株式会社
〒451-6010
愛知県名古屋市西区牛島町6番1号 名古屋ルーセントタワー10F(名古屋事務所)