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2023/06/15

Vol.1 オーダーメイドの働き方を実現~会社は自分が自分でいれる場所です~

結婚して3年目。専門商社勤務の大原梨奈さんは、「大げさかもしれないけれど、会社は生きがいです」と話します。結婚後も正社員として勤務している大原さんに、今後のキャリアや仕事の魅力についてお話をお伺いしました。

大原梨奈さん
ゴムノイナキ株式会社 総務部勤務。入社10年目。結婚後も正社員として勤務。仕事と家事を両立させている。夫婦ともに旅行が好き。https://www.inaki.co.jp/

なごやかであたたかい、楽しそうな会社に入りたいという夢を抱いていました

―まずはキャリアプロフィールを教えてください。
 短大を卒業してゴムノイナキに入社し、今年で10年になります。入社のきっかけは先輩の存在ですね。ゴムノイナキは、自動車産業をはじめ様々な分野にゴムやプラスチック部品を供給していますが、就活をしていたときに先生から勧められてはじめて知った会社でした。女子大生のころは、ガチガチにキャリアを目指すというイメージよりも、ほんわかしていて楽しそうな会社に入りたいという夢を抱いていたので、先輩の「毎日楽しい日々を過ごせるよ!みんな仲良しだよ!」という言葉に魅力を感じ、「ここだ!」と思いました(笑)。

―最終的にこの会社を選んだ決め手は何でしたか?
 キャリア志向というよりは、会社に入ったからには長く勤めたいと思っていたので、働きやすさや居心地の良さを重視していました。先輩からは「仕事の中身よりも人間関係が大切」だと聞いていたのですが、第一印象は、社員のみなさんの対応が良く、どこの部署もなごやかであたたかく雰囲気はよかったですね。

時間有休が1時間単位で容易にとれる、育児短時間勤務は15分単位で取得できる
様々なパターンに対応できる勤務体制が魅力

-100年続く伝統ある会社ですが、なごやかな雰囲気は昔からの風習ですか?
 私が入社して10年経ちますが、その間、人間関係は変わらないけれど、環境というか福利厚生はより良くなってきています。出産された方は、育児休業制度を使い復帰されていますし、時間有休が1時間単位で取得できるようになりました。

-1時間単位で取得できるのは珍しいですね。
子どもの都合で急に早く帰らなくてはいけないこともあると思いますが、それで有休がなくなってしまうのは辛いという社員の声に応えて、1時間単位で有休がとれるようになりました。休みだけではなく、育児短時間勤務もその人に合わせて組めるのがとても魅力的ですね。通常は午前8時45分から午後5時30分までの勤務で、2時間分の時短勤務ができますが、その2時間を15分刻みで変更できます。通勤とか保育園事情によって9時に出勤するなど、人によって様々なパターンの働き方ができるのが魅力です。

-オーダーメイドの働き方ができるということですね。大原さんは、結婚して働き方が変わりましたか?
 私が結婚したのは3年前で、変わらず正社員で働かせていただいています。コロナ禍のときは、時差出勤したこともありましたが、会社を退職するという選択はなかったですね。大学の先輩に子どもが2人いて、時短で働いているのですが、普通に家事と仕事を両立しているので、私もゆくゆくは先輩を見習いたいと思っています。社長や上司との距離も近く、何かあったらすぐに相談に乗ってもらえるので、不安はまったくないですね。

社員の声を形にしていくのは総務の大切な仕事
ゴールが見えるので達成感があります

-普段の仕事内容を教えてください。
 受付や勤怠管理などのほか、社員の声を聞いて形にしていくのも総務の 大事な仕事です。半年に1度、目標を設定していて、去年の目標はカフェテリアをオープンさせることでした。というのも、会社の近くに食べに行く場所がないことが社員みんなの悩みでした。そしてその声に形にしたのが、昨年の11月にオープンしたカフェテリア「TAVERNA DEMIRO41」です。タベルナはイタリア語で食堂、デミーロ41は会社の住所である“奥中道”の頭文字から取りました。温かいごはんが300円ぐらいで食べられるようになり、みんなのモチベーションも上がりました。

↑カフェテリア内は明るくて開放的! 会話も弾みそうですね

↑専属の栄養士が栄養のバランスを考えて提供。すべてのメニューが300円前後で食べられます。

-総務の仕事は多岐にわたりますね。
 社員の声を形にしていくのはゴールが見えるので達成感があります。会社は基本服装自由なのですが、女性の制服と男女が着用できるジャンバーを配布しています。4年に一度、女性の制服がリニューアルされるのですが、私はそれに携わせていただきました。制服は毎日着るもので、デザインが豊富なため選定するのはすごく難しいのですが、やりがいはありましたね。夏と冬で2種類用意して、パンツスタイルも取り入れ、いろいろなカタログ見て、展示会にも行かせてもらったり、社内で女性にアンケートを取ったり、メインでやらせてもらって、とても楽しかったです。
社員の声としては、いろいろありますので、社員のみなさんがよりよく業務を行ってもらえるよう、その課題を少しずつ達成しているのが総務の目標でもありますね。

↑カフェテリアの「TAVERNA DEMIRO41」入口で撮影。大原さんたちがプロデュースした制服も可愛い!

 

-社員の声を形にしてもらえるのは、社員の不満も少なくなりそうですね! 本当に雰囲気がいい会社なのですね。
会社全体が明るく、すれ違ったら挨拶をするなど家族みたいな感じです。子育てや家庭の事情などで会社を一旦辞め、落ち着いてから戻ってくる人もいます。人間関係をつくりやすいし、女性は働きやすい職場だと思います。

↑「社員が生き生きと働けるようにサポートするのが、総務の大切な仕事です」と大原さん

 

-将来のキャリプランはありますか。
 新しいことにチャレンジすることが好きなので、さまざまな資格を取得したいなと思っています。高校の時からの夢だった保育士の勉強をはじめて、丸3年かかりましたが、去年末に合格することができました。また、学生時代に持っていたMOSのバージョンが古いため、現在の365版のMOSを取得することにチャレンジしています。ほかにも、癒しを求めてアロマテラピー検定の勉強も始めようかなと考えています。視野を広くすることによって仕事も含め何かの役に立てたら嬉しいなと思います。

-プライベートで楽しみにしていることはありますか?
旅行が好きなので毎年夏は沖縄に行っています。7月にちょっと遅れましたが、新婚旅行で沖縄に行く予定です。ゴールデンウィークにシンガポールに行ったし、楽しませてもらっています。

↑ゴールデンウィークには、久しぶりの海外旅行を満喫しました

 

-最後に、大原さんにとってズバリ仕事とは?
ちょっと大げさかもしれませんが“生きがい”ですね。1日の中で働いている時間は長いので、楽しい時間を過ごせるかどうかは重要だと思います。私にとって会社は、自分が自分でいれる場所です。

↑「毎年、沖縄旅行を楽しんでいる」という大原さんは、アクティビティーも大好き!

↑一日のスケジュール

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